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美容目的でプロテインを選ぶ
|コラーゲン・ビタミン配合製品の比較

公開

「美容のためにプロテインを飲む」——以前は筋トレのイメージが強かったプロテインですが、最近はコラーゲンやビタミンを配合した美容向け製品も増えています。

ただし、薬機法の観点から「プロテインを飲めば肌がきれいになる」とは言えません。この記事では、美容目的でプロテインを選ぶ際に知っておきたい配合成分の事実情報、通常のプロテインとの成分比較を中立的にまとめます。

女性向けプロテインの選び方は女性向けプロテインガイドもあわせてどうぞ。

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主成分: タンパク質(ケラチン・コラーゲン)

体の構成とタンパク質の関係

タンパク質と体の関係 — 基本を押さえる

タンパク質は体の主要構成成分

タンパク質は人体の約20%を占める主要な構成成分です。肌の真皮層を構成するコラーゲン、髪や爪の主成分であるケラチンは、いずれもタンパク質の一種です。つまり、タンパク質は体の構造を維持するために不可欠な栄養素であるという事実があります。

1日の推奨摂取量

厚生労働省「日本人の食事摂取基準」では、成人女性のタンパク質推奨量は1日50gとされています。体重50kgの方なら体重1kgあたり0.8〜1.0g程度が目安です。この量を毎日の食事だけで安定して摂取できているかどうかが、プロテインを取り入れるかどうかの判断基準になります。

重要な注意事項

本記事における表現について: プロテインは食品であり、医薬品や化粧品ではありません。「飲めば肌がきれいになる」「シワが減る」といった美容効果を保証するものではありません。本記事では配合されている成分の事実情報のみを記載し、効果効能の断定的な表現は行いません。

コラーゲ

ビタミン

ビタミン

鉄分

ヒアルロ

美容向けプロテインの主な配合成分

美容向けプロテインに含まれる主な配合成分

美容向けプロテインには、通常のプロテインにはない成分が追加配合されています。以下は主な配合成分とその事実情報です。

コラーゲンペプチド

コラーゲンを酵素分解して低分子化したもの。プロテインに追加配合される場合、1食あたり1,000〜5,000mg程度が含まれることが多い。

コラーゲンそのものはタンパク質の一種。食品として摂取した場合の体内での作用は研究段階。

ビタミンC

水溶性ビタミン。栄養機能食品として「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です」と表示可能。

栄養機能食品の基準値に基づく表示が可能な成分。

ビタミンB群(B2・B6)

ビタミンB2は「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」、B6は「たんぱく質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」として栄養機能食品の表示が認められている。

栄養機能食品の基準に基づく表示内容。

鉄分

女性に不足しがちなミネラル。「赤血球を作るのに必要な栄養素」として栄養機能食品の表示が認められている。

栄養機能食品の基準に基づく表示内容。

ヒアルロン酸

食品として配合される場合がある成分。体内ではムコ多糖類として存在する。

食品として摂取した場合の体内での作用は研究段階。薬機法上、食品としての効果効能表示は不可。

栄養機能食品の表示について

上記のビタミンC・ビタミンB群・鉄分の説明文は、消費者庁が定める栄養機能食品の表示基準に準拠しています。これらは「栄養素の機能」を表示するものであり、特定の美容効果を保証するものではありません。

美容向け
vs
通常

美容向け vs 通常プロテインの成分比較

通常のプロテインと美容向けプロテインの成分比較

項目美容向け通常
タンパク質/1食10〜15g20〜25g
カロリー/1食70〜120kcal100〜150kcal
コラーゲン配合あり(1,000〜5,000mg)なし
ビタミン配合あり(複数種)なし〜一部あり
1食あたり価格約100〜250円約50〜100円
主なプロテイン原料ソイが多いホエイが多い

タンパク質含有率は美容向けがやや低い

美容向けプロテインはコラーゲンやビタミンなどの追加成分が配合されているぶん、1食あたりのタンパク質量は通常のプロテインより少ない傾向があります。タンパク質を効率よく摂取することが主目的の場合は、通常のプロテインのほうが適しています。

価格は美容向けが高め

追加成分の原料コストが価格に反映されるため、1食あたりの価格は美容向けプロテインのほうが高くなります。通常のプロテインが1食50〜100円程度なのに対し、美容向けは100〜250円程度が一般的です。

参考製品の成分構成

例えば、アンファー ドクターズナチュラルレシピ 美容プロテインは、ソイプロテインをベースにコラーゲンペプチド・ビタミンC・鉄分などを配合した製品です。タンパク質含有率は通常のソイプロテインよりやや低めですが、複数の成分をまとめて摂取できる設計になっています。

1
タンパク質量は十分か
2
配合量の明記
3
ソイ vs ホエイ
4
飲みやすさ
5
コスト

選ぶ際のチェックポイント

美容目的でプロテインを選ぶ際のチェックポイント

タンパク質量が十分か確認する

美容成分に注目するあまり、タンパク質量が不十分な製品を選んでしまうケースがあります。1食あたり最低でも10g、できれば15g以上のタンパク質が含まれている製品を選びましょう。タンパク質が5g以下の製品は「プロテイン」というより「コラーゲンドリンク」に近い可能性があります。

配合成分の含有量が明記されているか

「コラーゲン配合」と書いてあっても、含有量が記載されていない製品もあります。コラーゲンペプチドが1食あたり何mg含まれているのか、ビタミンCが何mg含まれているのかを確認しましょう。含有量が不明な製品は、ごく微量しか入っていない可能性もあります。

プロテインの種類: ソイ vs ホエイ

美容向けプロテインの多くはソイプロテイン(大豆由来)をベースにしています。ソイプロテインは大豆イソフラボンを含むこと、カロリーが低い傾向にあることが選ばれる理由です。ただし、ホエイプロテインベースの美容向け製品も存在します。味の好みやアレルギーの有無で選びましょう。

飲みやすさ・続けやすさ

美容向けプロテインはフルーティーな味が多い傾向にあります。ミルクティー味、ベリー味、ピーチ味など。毎日続けることが前提なので、自分の味の好みに合うかどうかは重要です。

1杯あたりのコストを計算する

美容向けプロテインは通常品より割高です。「通常のプロテイン+個別のビタミンサプリ」のほうがコスパが良い場合もあります。自分が摂りたい成分を明確にして、まとめて摂れる美容向けプロテインが本当にお得かどうかを計算してみましょう。

女性向けプロテインの選び方

女性向けプロテインの選び方ガイド

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大豆

ソイプロテイン

ソイプロテインの原料と特徴

ソイプロテインが美容目的で選ばれる理由

大豆イソフラボンが含まれる

ソイプロテインは大豆を原料としているため、大豆イソフラボンが自然に含まれています。大豆イソフラボンは大豆に含まれるポリフェノールの一種で、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造を持つことが知られています。これが美容目的でソイプロテインを選ぶ人が多い理由のひとつです。ソイプロテインの詳細はソイプロテインのメリット・デメリットをご覧ください。

カロリーが低い傾向

ソイプロテインはホエイプロテインと比較してカロリーがやや低い傾向があります。カロリーを気にする方にとっては選びやすいポイントです。

腹持ちが良い傾向

ソイプロテインはホエイプロテインと比べて消化吸収がゆるやかとされており、腹持ちが良い傾向があります。間食の置き換えとして使う場合にはメリットとなります。

ホエイでも美容向け製品は存在する

「美容向け=ソイ」と限定されるわけではありません。ホエイプロテインをベースにコラーゲンやビタミンを配合した製品もあります。大豆アレルギーがある方や、ホエイのほうが味の好みに合う方は、ホエイベースの美容向け製品も検討してみてください。

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薬機法と美容表現の注意点

注意点 — 薬機法と「美容効果」の表現について

プロテインは「食品」である

プロテインは法律上「食品」に分類されます。「医薬品」でも「化粧品」でもありません。そのため、「飲むだけで肌がきれいになる」「シワが減る」「アンチエイジング効果がある」といった表現は薬機法上不適切です。製品の広告やレビューでこうした表現を見かけた場合は、過度な期待を持たず冷静に判断しましょう。

栄養機能食品の表示基準を確認する

一部のプロテインは「栄養機能食品」として届出されており、特定の栄養素について消費者庁が定めた範囲内で機能表示が可能です(例:「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」)。こうした表示は法的に認められた範囲の表現であり、信頼できる情報です。

基本はバランスの良い食事

プロテインはあくまで栄養補助食品です。美容の基本は十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、そして適切なスキンケアです。プロテインに過剰な期待を寄せるのではなく、食事で不足しがちなタンパク質やビタミンを効率よく補う手段として位置づけるのが合理的です。成分にこだわりたい方は無添加プロテインガイドも参考になります。

まとめ

美容向けプロテインはコラーゲン・ビタミン等が追加配合された製品です。美容効果を保証するものではありませんが、栄養補助として取り入れる人が増えています

  • 選ぶ際はタンパク質量・配合成分の含有量・コストを確認
  • ソイプロテインベースが多いが、ホエイベースの美容向け製品も存在する
  • 薬機法の観点から効果効能の断定的表現には注意

プロテインログでは全商品の成分・栄養情報・ユーザー評価を掲載しています。配合成分を比較しながら、自分に合うプロテインを見つけてください。

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