Protein Log← トップに戻る
基礎知識

プロテインの栄養成分表の見方
|タンパク質・脂質・炭水化物の読み解き方

公開

プロテインを選ぶとき、パッケージ裏の栄養成分表をチェックしていますか?「タンパク質○g」という数字は見ていても、「1食あたり」「100gあたり」の違いや、脂質・炭水化物の量まで正確に比較できている方は少ないかもしれません。

この記事では、プロテインの栄養成分表の読み方を基礎から解説し、製品比較に役立つ実践的なポイントを紹介します。

※プロテインの基礎知識はプロテイン完全ガイドもあわせてご覧ください。

栄養成分を比較して選ぶ

プロテインログで栄養成分を比較する

プロテインログで探す →

栄養成分表のイメージ

栄養成分表示の基本ルール

食品表示法による義務表示項目

日本の食品表示法では、すべての加工食品に以下の5項目を表示する義務があります。プロテインも例外ではなく、パッケージ裏面に必ず記載されています。

項目単位ポイント
エネルギーkcal製品のカロリー
たんぱく質gプロテイン選びで最も重要
脂質gダイエット中は要チェック
炭水化物g糖質+食物繊維の合計
食塩相当量gナトリウム量から換算

「1食あたり」と「100gあたり」の違い

栄養成分表には「1食あたり」または「100gあたり」のどちらかで記載されています。製品を比較するときは、必ず同じ基準で比べることが重要です。1食あたりの表記であれば、「1食=何g」かも確認しましょう。メーカーによって1食の量は20g〜35gまで幅があります。

「1食=○g」の基準はメーカーによって異なる

例えば、A社の「1食30g中タンパク質24g」とB社の「1食20g中タンパク質15g」を比べる場合、そのままの数字を比較すると誤解が生まれます。この場合、タンパク質含有率で比較するとA社は80%、B社は75%となり、より正確な比較ができます。

80%
WPC
90%
WPI

タンパク質含有率の計算イメージ

タンパク質含有率の計算方法

含有率の計算式

タンパク質含有率(%)=(1食あたりタンパク質g ÷ 1食あたり量g)× 100

例えば「1食30g中タンパク質21g」なら、21 ÷ 30 × 100 = 70% です。この計算を覚えておくと、どんな製品でも同じ基準で比較できるようになります。

WPCとWPIの含有率の違い

一般的に、WPC(ホエイプロテインコンセントレート)は70〜80%、WPI(ホエイプロテインアイソレート)は85〜90%が相場です。WPIは製造工程で脂質や乳糖を除去するため、タンパク質含有率が高くなります。詳しくは「WPCとWPIの違い」で解説しています。

含有率が低い=他の成分が多い

含有率が60%台以下の製品は、タンパク質以外の成分(糖質・脂質・添加物)の割合が多いことを意味します。必ずしも悪いことではありませんが、タンパク質を効率よく摂りたい場合は70%以上を目安にすると良いでしょう。

プロテインログでの確認方法

プロテインログでは各商品ページにタンパク質含有率を掲載しています。一覧ページで含有率順にソートすれば、高含有率の製品をすぐに見つけられます。

脂質・炭水化物の比較表イメージ

脂質・炭水化物の見方

脂質: WPCとWPIで大きく異なる

WPCは製造過程で脂質が一部残るため、1食あたり1〜3g程度の脂質を含みます。一方、WPIは脂質を除去する工程があるため、1食あたり0.5g以下になることも多いです。ダイエット中で脂質を厳密に管理したい場合はWPIを検討するとよいでしょう。

炭水化物: 糖質と食物繊維の内訳

栄養成分表の「炭水化物」は糖質と食物繊維の合計です。糖質制限中の方は、炭水化物の中の糖質の内訳を確認しましょう。一部のメーカーは糖質と食物繊維を分けて記載しています。記載がない場合は「炭水化物 ≒ 糖質」と考えてほぼ問題ありません(プロテインに食物繊維が大量に含まれることは稀です)。

ダイエット中は脂質・炭水化物も要チェック

タンパク質だけに注目すると、脂質・炭水化物によるカロリー増加を見落とすことがあります。ダイエット目的の場合は「1食あたり脂質2g以下、炭水化物3g以下」を目安にすると、低カロリーな製品を選びやすくなります。成分の詳細は無添加プロテインガイドでも解説しています。

1
2
3

製品比較の3つのチェックポイント

製品比較で見るべき3つの数字

1

タンパク質含有率(%)

製品の「質」を示す指標。WPCなら70〜80%、WPIなら85〜90%が一般的。含有率が低い製品は糖質・脂質・添加物が多い傾向があります。

2

1食あたりカロリー(kcal)

ダイエット中はタンパク質量だけでなくカロリーも確認。同じタンパク質20gでも、100kcalと150kcalの製品があります。差は脂質・糖質の量によるものです。

3

1kgあたり価格(円)

コスパの指標。同じ含有率なら安い方がお得です。ただし含有率が違う場合は「タンパク質1gあたりの価格」で比較するとより正確です。

この3つの数字を同時に確認することで、「質が高い」「カロリーが低い」「コスパが良い」のバランスを取った製品選びが可能になります。コスパの詳細はコスパガイドをご覧ください。

プロテインの基礎を学ぶ

プロテイン完全ガイドで基礎を学ぶ

プロテインログで探す →
×
誤解
正解

間違いやすいポイントを解消

栄養成分表でよくある誤解

「タンパク質○g」は1食分の量とは限らない

パッケージの表面に大きく「タンパク質24g」と書いてあっても、それが100gあたりの数値か1食あたりの数値かで意味が大きく変わります。必ず裏面の栄養成分表で基準量を確認しましょう。

「カロリーゼロ」表示のルール

食品表示法では、100mlあたり5kcal未満であれば「カロリーゼロ」「ノンカロリー」と表示できます。完全に0kcalではない可能性がある点は覚えておきましょう。

原材料欄と栄養成分表は別物

原材料欄は「何が入っているか」、栄養成分表は「どれくらいの栄養があるか」を示します。添加物の有無は原材料欄、タンパク質量は栄養成分表で確認する必要があります。

「高タンパク」には法的な基準がある

「高たんぱく質」と表示するには、100gあたり16.2g以上(飲料の場合100mlあたり8.1g以上)のタンパク質が含まれている必要があります。これは栄養表示基準で定められた基準値です。

まとめ

栄養成分表は、プロテインを選ぶうえで最も信頼できる比較材料です。読み方のポイントを押さえれば、自分に合った製品を見つけやすくなります。

  • まず「1食あたり」の基準量を確認する
  • タンパク質含有率・脂質・カロリーの3点で比較する
  • 「1食の量」がメーカーごとに異なる点を意識する

プロテインログでは全商品の栄養成分を一覧で確認・比較できます。含有率順やカロリー順でソートして、あなたに最適な製品を見つけてください。

プロテインログで全商品の成分をチェック

プロテインログで探す →

関連記事