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トラブル解決

プロテインでお腹がゴロゴロ・下痢になる原因と対策
|乳糖不耐症かも?

公開

「プロテインを飲むとお腹がゴロゴロする」「下痢気味になる」——こうした悩みを抱えるトレーニーは少なくありません。実は日本人の約7割が乳糖を分解する酵素が少ない「乳糖不耐症」の傾向を持つとされています。

この記事では、プロテインによるお腹トラブルの原因を整理し、タイプ別の対策と、お腹に優しいプロテインの選び方を解説します。プロテインを続けたいけどお腹がつらい——そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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乳糖不耐症
過剰摂取
人工甘味料
飲み方

お腹トラブルの主な原因

なぜプロテインでお腹がゴロゴロするのか

プロテインを飲んでお腹の調子が悪くなる原因は、主に4つ考えられます。最も多いのは乳糖不耐症ですが、それ以外の原因が重なっているケースも少なくありません。

原因1: 乳糖不耐症(最も多い)

ホエイプロテイン(WPC)には牛乳由来の「乳糖(ラクトース)」が含まれています。乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」が不足していると、未消化の乳糖が大腸に到達して発酵し、ガス・膨満感・下痢の原因になります。日本人を含むアジア人は、成人の約60〜80%が乳糖の分解能力が低いとされています。

原因2: タンパク質の過剰摂取

一度に大量のタンパク質を摂ると、消化しきれなかったタンパク質が腸内で悪玉菌のエサとなり、腸内環境が悪化することがあります。1回あたり20〜40g程度に分けて摂取するのが消化に優しい目安です。

原因3: 人工甘味料への過敏反応

スクラロース・アセスルファムK・アスパルテームなどの人工甘味料が腸内細菌に影響を与え、消化不良を起こす可能性が指摘されています。甘味料に敏感な体質の方は、無添加(プレーン)タイプを試してみる価値があります。

原因4: 飲み方の問題

冷たすぎる水で溶かした場合や、一気に大量に飲んだ場合に胃腸に負担がかかることがあります。また、空腹時の一気飲みは特に刺激が強くなりやすい傾向があります。

セルフチェック項目

乳糖不耐症セルフチェック

以下のチェックリストで、あなたのお腹トラブルが乳糖不耐症に起因するかどうかの目安を確認できます。複数当てはまる場合は、乳糖が原因である可能性が高いです。

  • 1牛乳をコップ1杯飲むとお腹がゴロゴロする・下痢になる
  • 2ヨーグルトやチーズは比較的大丈夫(乳糖が少ない発酵乳製品)
  • 3WPC(ホエイプロテインコンセントレート)で症状が出る
  • 4プロテインの量を半分にしても症状が出る
  • 5子どもの頃は牛乳が大丈夫だったが、大人になって苦手になった

注意

このチェックリストはあくまで参考です。症状が重い場合や長期間続く場合は、医療機関への受診をおすすめします。乳糖不耐症は医師による検査で正確に診断できます。

WPC
乳糖あり
WPI
乳糖ほぼゼロ

WPCからWPIへの切り替えイメージ

対策1 — WPI(ホエイプロテインアイソレート)に切り替える

乳糖不耐症が原因のお腹トラブルに対して、最も手軽で効果的な対策がWPIへの切り替えです。WPI(Whey Protein Isolate)は製造過程で乳糖がほぼ除去されるため、乳糖不耐症の方でもお腹を壊しにくくなります。

WPCとWPIの乳糖含有量の違い

WPC(コンセントレート)
乳糖含有量: 約5〜8%
WPI(アイソレート)
乳糖含有量: 約0.5〜1%

WPIはWPCと比較してタンパク質含有率が高く(通常85〜90%以上)、脂質も少ないのが特徴です。ただし、製造コストが高いため価格はWPCの1.3〜1.5倍程度になります。お腹トラブルを回避できることを考えれば、十分にコストに見合う選択と言えるでしょう。

WPCとWPIの違いについてさらに詳しく知りたい方はWPCとWPIの違いを徹底比較をご覧ください。

ホエイ
牛乳由来
ソイ
大豆由来

ホエイ vs ソイプロテイン

対策2 — ソイプロテインという選択肢

乳製品を完全に避けたい場合は、ソイプロテイン(大豆プロテイン)への切り替えが有効です。ソイプロテインは植物性で乳糖を一切含まないため、乳糖不耐症によるお腹トラブルは理論上起きません。

ソイプロテインの利点

  • +乳糖ゼロでお腹に優しい
  • +価格がWPIより安い傾向
  • +食物繊維やイソフラボンも摂れる

ソイプロテインの注意点

  • -ホエイと比べて吸収速度がゆるやか
  • -味の好みが分かれやすい(大豆感)
  • -溶けにくい製品もある

ソイプロテインの詳しいメリット・デメリットについてはソイプロテインのメリット・デメリット完全ガイドで解説しています。

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少量ずつ
常温
食事と一緒

飲み方の改善ポイント

対策3 — 飲み方を変えるだけで改善するケースも

プロテインの種類を変えなくても、飲み方を工夫するだけでお腹トラブルが軽減されるケースがあります。特に「一気飲み」や「冷水での摂取」が原因の場合は、以下の方法を試してみてください。

少量ずつ分けて飲む

1回分を2〜3回に分けて、15〜20分おきに飲む方法です。消化器官への負担を分散でき、乳糖の分解が追いつきやすくなります。

常温〜ぬるま湯で溶かす

冷たすぎる飲み物は胃腸の動きを活発化させ、下痢を誘発しやすくなります。常温の水や40度程度のぬるま湯で溶かすのがおすすめです。

食事と一緒に摂取する

空腹時よりも食事と一緒に摂取した方が、胃腸への刺激がやわらぎます。朝食や昼食のタイミングに合わせて飲むとよいでしょう。

乳糖分解酵素(ラクターゼ)サプリの活用

薬局やAmazonで購入できる乳糖分解酵素のサプリメントをプロテインと一緒に摂取する方法です。乳糖の分解を助けてくれるため、WPCプロテインでもお腹トラブルが軽減される場合があります。

1
乳糖フリー製品
2
WPIプロテイン
3
無添加プロテイン

お腹に優しい製品の選び方

お腹に優しいプロテインの選び方

プロテインログでは、成分情報をもとにお腹に優しい製品を探すことができます。以下の3つのアプローチから、自分に合った製品を見つけてみてください。

アプローチ1: 乳糖フリー製品を探す

「乳糖フリー」「ラクトースフリー」を謳う製品は、乳糖が意図的に除去されています。プロテインログの乳糖フリープロテインガイドで該当製品をまとめています。

アプローチ2: WPI製品を選ぶ

WPI(アイソレート)は製造過程で乳糖がほぼ除去されます。WPCとWPIの違いを理解した上で、WPI製品を選びましょう。

アプローチ3: 無添加プロテインを試す

人工甘味料が原因かもしれない場合は、無添加プロテインガイドで甘味料不使用の製品を探してみてください。

まとめ

プロテインでお腹を壊す最大の原因は乳糖不耐症です。日本人の多くが該当するため、珍しいことではありません。以下の対策を試して、自分に合った方法を見つけてください。

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